季節ごとの行事が数多く伝承されてきた日本。時代の流れの中で忘れられたものもありますが、年末年始の行事には、まだまだ一般的に行われているものもあります。それにはどんな意味があるのか?年末年始のしきたりを学びなおしましょう。

■①「南無」をつけて唱える

 

 

 寺での参拝方法は、神社とは異なる部分もありますが、参道を歩く時は真ん中を避ける点は同じ。門は仏の世界と俗界の結界なので、くぐる前には軽く一礼します。門の名前は山門、南大門など、時代や宗派によって様々です。

 また、境内にある建物の呼び方や配置も時代や宗派によって異なります。金堂や仏殿、本堂などと呼ばれる建物の中に本尊となる仏像が祀られています。建物の前でお参りする場合はお賽銭をし、あれば鰐口を三回鳴らし、合掌します。

 お参りする前にご本尊がどんな仏様で、どんなご利益があるか、調べておくといいでしょう。「南無阿弥陀佛」など、御本尊の名前に「南無」という言葉をつけて唱えるのも良いでしょう。「南無」とは「帰依します」という意味で、これを唱えることにより、願い事が仏様にいっそう届きやすくなるとされています。

 
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