■〝京都三大美人祈願所〟へ詣る

 さすが、というべきか、美人祈願をかなえてくれる寺社は京都に断然多い。その中でもとくに人気がある3カ所を、筆者は「京都三大美人祈願所」と呼んでいる。まず、この3社から寺社めぐりを始めることとしよう

|神水・美容水をお肌につける

美人の誉れ高き宗像三女神を祀る八坂神社の末社・美御前社

 まず、最初は京美人の集中地帯というべき祇園に鎮座する八坂神社(京都市東山区)の末社で、その名も美御前社(うつくしごぜんしゃ)を紹介しよう。
 本殿の東側にあるこの社にお祀りされているのは「美人の誉れ高き宗像三女神」(八坂神社公式サイトより)である。宗像三女神とは福岡県宗像市に鎮座する宗像大社(むなかたたいしゃ)のご祭神で、航海の安全を守る海の女神だ。美人の代名詞ともされる弁才天と同一視されることもある、代表的な美神。

 

 それゆえ、お参りするだけでも美人になるご利益があるとされるが、社殿前に湧く神水、美容水を肌に2、3滴つけると、さらに効果絶大という。
 お守りや絵馬もあるので、万全を期したい方は、どのように美しくなりたいか絵馬に書き込んで奉納し、お守りを身につけるとよいだろう。

|希望の美人イメージを伝える

お化粧をして奉納する下鴨神社摂社・河合神社の鏡絵馬

 続いては、上賀茂神社とともに平安遷都以前から京都を守ってきた古社、下鴨神社(賀茂御祖神社)の摂社、河合神社である。
 河合神社のご祭神は神武天皇のお母さんの玉依姫命(たまよりひめのみこと)。玉のように美麗な女神さまといわれている。そこから河合神社のことも「日本第一美麗神」と呼ばれている。
 ユニークなのはその祈願法。手鏡形の絵馬に描かれた顔を、自分のメイク用品で化粧して奉納するというもの。それぞれ求める美の姿は異なるので、奉納された絵馬も個性豊かだ。
 あなたはどんな美人を目指すのか、新春を機に鏡絵馬を手にして考えてみるのもいいかもしれない。

|芸能界を目指すなら…?

才色兼備の美人となれる車折神社の清少納言社

 三つ目は車折神社(くるまざきじんじゃ)境内の清少納言社。
 その名からもわかるように、平安時代の才媛・清少納言をお祀りしており、そのご神徳はずばり才色兼備。ただ美しいだけではなく、才能も兼ね備えた美人になれるという、ありがたい神社なのだ。美と聡明さでキャリアアップを考えている方にぴったりではないだろうか。
 なお、車折神社には多くの芸能人から篤い信仰を受けている芸能神社もあるので、美と才を得たのちに芸能界デビューも考えておられる方は、こちらもお参りしておくとよいだろう。

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