今、巷では俗にダッドスニーカーと言われる「あえて、ちょっとダサい」色使いやフォルムのスニーカーが「逆にかっこいい!」と流行している。
一体なぜそんな現象が起こっているのか? 数多くのファッション誌などで活躍中のスタイリスト・伊藤良輔さんの解説とともに、オススメのダッドスニーカーをチェックしよう!

 

写真を拡大 〈スケッチャーズ〉7,500円+税(問:スケッチャーズ ジャパンお客様コールセンター)

■ ダッドスニーカーには「懐かしさ」が欠かせない?

 伊藤さんが「ダッドスニーカーの代表格」としてまず挙げてくれたのが、本国アメリカでは国民的な人気を誇る〈スケッチャーズ〉。「これはもう、ブランドの立ち位置、そしてどこか懐かしさを感じさせるというところで象徴的ですよね。このモデルはメモリーフォームで低反発、それなりに機能を讃えているけど、いい意味でどこかダサさがあるのがいいんです」

 
写真を拡大 〈グラビス〉15,000円+税(問:グラビス ☎︎03-3476-5638)

■ 「ヤバさ」が「可愛さ」に変わる瞬間がそこにある

「VANSでスケボーするのもいいけど、こういうのを履いてスケボーするのもオツだなという」と、続いて紹介してくれたのが〈グラビス〉。「この手のを選ぶときのキーワードは『際どい』。ギリギリいけるかもしれない、ギリギリ無理かもしれない、そこを攻めていくのがダッドスニーカーなんです。いわゆる“スタンダード”と言われているスニーカーは比較的デザインに均整が取れているものなんですが、この手のスニーカーはそこが成立していない。でも、そこが逆に可愛く見えてしまう不思議というか。例えばニューバランスの887なんかもそうなんですけど、どこか1箇所、2箇所ヤバい点があるっていうのが、絶妙なポイントになっているんです」