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今さら聞けない「ダイバーズウオッチ」の基礎知識

【今さら聞けない腕時計の基礎知識(5)】腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説!

一般的には馴染みの薄い専門的な用語が多く、その性能や機能も多岐にわたる深淵な腕時計の世界。そんな腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説していくシリーズ。

第5回は「ダイバーズウオッチの基礎知識」。
市場で最もポピュラーな3大ウオッチのうちのひとつ、ダイバーズウオッチの特徴を押さえつつ、その使い方をマスターしよう。

写真を拡大 ダイバーズウオッチの基本構造

ダイバーズウオッチとは、
ダイビングに使える
高い防水性を備えた時計のこと。

 水深200mを超えるハードな環境に耐えられる本格仕様が、タフで男らしいイメージを喚起し、クロノグラフと並び立つ人気を博すタイプ。プロのダイバーも愛用する前提のため、リューズガードや逆回転防止ベゼルなど、ダイビングの安全化に特化した機能が多く備えられているのも特徴だ。

 

【ダイバーズの特徴1】
ねじ込み式リューズで防水

写真を拡大 ねじ込み式リューズ

 どんなに外部に防水加工が施されていても、リューズの隙間から内部浸水すると当然時計は壊れてしまう。そのためリューズとケース内部に「ネジ穴」を設け、リューズをねじ込むかたちで締めることで浸水を防いでいる。また、その上下には、水中での衝撃でリューズが破損するのを防ぐためガードが設けられている(リューズガード)。

 操作する際は、12時方向に回してねじをゆるめてから、リューズを引く(解放する)必要がある。無理に引っ張ると破損するので注意しよう。

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