一般的には馴染みの薄い専門的な用語が多く、その性能や機能も多岐にわたる深淵な腕時計の世界。そんな腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説していくシリーズ。

第1回は「腕時計の基本名称」編をお届けします。
 

最初の最初に覚えておくべき
時計の「基本名称」を押さえよう。

 腕時計のディテールには独特な名称も多い。まずは各部の呼び名をしっかりと覚えるところから始めよう。今回はもっともベーシックな「アナログ3針時計」をベースにして、基礎のさらに基礎の用語に絞って紹介する。

 

時分針と秒針

時分針/秒針

時・分・秒からなる
“3針”タイプが時計の基本

 時針(短針)、分針(長針)、そして秒針という3つの針からなる姿が時計の基本形。このような文字盤を持つ時計を一般的に「3針モデル」と呼ぶ。

 

ケース

時計の種類によって素材や形状は多種多様

 時計には「ムーブメント」と呼ばれる駆動のための内部機構があり、ケースで外装することでそれを保護、格納する役割が。そのムーブメント自体が丸い形状なので、ケースも自然とラウンドを採用するケースが多い。

 

ラグ

ラグ

本体とベルトを「連結する部分」

 ケースから突起しベルトを固定することでフィット感を高める。

 

 

 

文字盤(ダイヤル)

文字通り時間を表示する時計の「顔」部分

 目盛りや数字のほか、メーカー名やブランドマークのあしらいも入る。まさに腕時計にとっては「顔」となるメイン部分だ。

 

デイト

デイト

文字盤の小窓から見える「日付」

 位置や形状は時計の種類によって様々。曜日を備えたものもある。

 

インデックス

インデックス

文字盤上にある「時刻を指す記号」

 写真のバーのほか、その機能や用途、またデザインコンセプトによって◯や▽といった記号が用いられることも多い。さらに数字と記号を混合させたものや、絵柄をあしらったものまで、そのデザインは多岐にわたっている。