来年の冬は着ないかもしれない「流行アウター」の正しい選び方は? |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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来年の冬は着ないかもしれない「流行アウター」の正しい選び方は?

【買う理由があるアウター⑥】ハタチになったSJが考える、新しい僕たちのスタンダード。

見た目の格好良さとかネームバリューだけで何万円もかけてアウターを買って、結局すぐに流行遅れになって、ヤフオクでも大した値がつかなくて、忘れた頃にはカビが生えて…。そんなことになっちゃうよりは、ちゃんと吟味して「買う意味のあるもの」を買いたいと思う。手の届く範囲で、値段に見合う価値があるかどうか。それが僕らの考える、新しいスタンダードアウターのかたち。

写真を拡大 ガウンは〈SENSE OF PLACE〉で、9,900円(税抜)也。

お金をかけなくても、流行は手に入る。

 今年はオールドファッションの匂いがするクラシックがキテるらしい。ふむふむ。でもそういうアイテムって、得てして結構なお値段するんだよね。写真で見ると確かにかっこいいし、実物だってまさに「本物」なんだろうけど、ジャケットに10万円とか、コートに15万円とか、どこの世界線の話だよって…。結局、似たようなものを探すことになるんだけど、日々の着まわしではよくお世話になっている〈センスオブプレイス〉で見つけたシャギーチェックのロッグガウンコートはなかなかにクラシックしている。グレーの濃淡が効いた温かみのある風合いで、これで約1万円って、かなりお買い得。さっき見たコートの15分の1だよ? もちろん本物かどうかって話をしちゃえばクラシックのフェイクかもしれないけど、いつまで流行るかわからないアイテムに、僕にとっては国家予算レベルのお金を託すわけには行かないわけで。

〈WEGO〉のプルオーバーシャツは2,990円(税抜)。

 

こちらはグレンチェックのスラックス。同じく〈WEGO〉で2,990円(税抜)。

 

 他にもよくよく探してみたら、〈ウィゴー〉にはグレンチェックのアイテムが上下それぞれ2990円で売ってたりするし、やり方次第では全然やりくりできちゃうね! 今はそれで、全然大丈夫かな。でもいつか僕がもっと大人になって、たくさん稼げるようになったら、そのときは待ってろよ、クラシック!

 

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