写真を拡大 (写真右上)SPINGLE MOVE/スピングルムーブ、(左上)SUVSOLE/サヴソル、(下)maccheronian/マカロニアン

職人的技法に酔いしれたい!
「履く価値のある」ブランドたち

 ローテクだからスペックもシンプル…とは限らない。むしろミニマルなローテクにこそ、ハンドメイドや伝統的な技法、履き心地の追求など、温故知新的なアプローチに満ち溢れている。
 2002年に誕生したSPINGLE MOVE(スピングルムーブ)は、伝統的なバルカナイズド製法にこだわる、広島県発の国産ブランド。伸縮性に富むカンガルーレザーを使用したモデルなど、素材にも個性が垣間見える。一方、同時期に創業(2003年)したmaccheronian(マカロニアン)の全方向に自在に曲げられるラバーソールや、2014年にスタートした新鋭のSUVSOLE(サヴソル)が提案する高いフィット感とバランス性を実現するインソールは、一見ならぬひと履きの価値あり。前者はイタリア軍の靴を手がけていたルーマニアの工場で生産されており、製作過程はほぼハンドメ イド。後者は、ビブラムソールに定評のあるシューズブランド〈スイコ ック〉から誕生したラインということで、バックボーンも確かだ。