『君の名は。』映画の舞台になった田舎町は本当に実在する? |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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『君の名は。』映画の舞台になった田舎町は本当に実在する?

2018年1月3日(水)、ついに映画『君の名は。』が待望の地上波初放送! 大ヒット映画の舞台設定のヒントになったと言われる場所はーー?

写真を拡大 名古屋駅で飛騨古川行きの特急に乗り込むシーン。瀧たちが乗った特急は実在。写真の名古屋駅11番ホームは、新幹線から在来線に乗り換え、飛騨古川方面に向かう際に登場する。

「ワイドビューひだ」でいざ、飛騨古川へ。

 瀧たちと同じルートにこだわる「新幹線→特急コース」。高速バスよりやや割高とは言え、快適さや移動時間で「聖地巡礼」っぽさではリード。東京駅や名古屋駅は映画の中でもそのまま登場している。
 上の名古屋駅で特急に乗るシーンがあるが、乗っているのは「ワイドビューひだ」、場所はJR名古屋駅で、主に富山方面行きの特急が発着する「11番ホーム」と特定できる。ファンとしては「映画と同じ写真を撮りたい!」となるが…。

写真を拡大 岐阜方面側から撮影。キオスク(松浦商店)やや前方がベストポジションだ。

始発駅のため20分前にはスタンバイしておきたい

「11番線の電光版などホーム屋根の要素を基準にアングルを決めると◎。実際には映画の位置には停車しないので、入線する瞬間を狙うしかないですね」と語るのは、今回実際に撮影していただいたフォトグラファーの鈴木克典さん。また、ワイドビューひだは写真の車両のほか、先頭がパノラマ型の近代的な車両も混在して運行しており、 どちらが来るかは運次第。 確実に同じ車両を狙うならより時間に余裕を持っておきたいところだ。
 この特急に乗車すると、約2時間40分で、飛騨古川駅に到着となる。

 

写真を拡大 高速バスは約6時間。都内からは新宿の「バスタ新宿」から京王電鉄バス(古川駅前行)に乗車。

「安く済ませる」なら高速バスもオススメ

 都内からは飛騨古川への高速バスが運行。片道6900円なので、新幹線&特急(東京・飛騨古川間で片道約1万6000円)に比べると格段に安い。旅費を節約したい人にはオススメだ。
 新宿〜飛騨高山線のうち、これまで直通は「14時35分・新宿発」の1本のみだったが、映画の大ヒットを受け’16年12月よりもう1本増便。しかも新 設されたのは「8時15分」新宿発なので、より観光しやすくなった。他にも乗り換えが必要な便でよければ1日5便ある。乗車1ヵ月前から予約可能(濃飛バス予約センター☎0577-32-1688、京王高速バス予約センター☎
03-5376-2222)。

(*この記事はストリートジャック2017年2月号の記事を再編集したものであり、2016年12月取材時の内容となります)

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