就活の第一関門と言えるES。とはいえ、履歴書感覚で何となく設問を埋めしまう人も多いのでは? そんなES攻略のコツを、プロの添削協力のもと徹底リサーチ。ガッツリ参考にして「数撃ちゃ当たる」精神とおさらばしよう! 

今回のES送付先は「WEB業界」。
今や花形職業となったこの業界を目指すESを例に添削してもらった結果はーー?
 

 

CHECK POINT 1
「自己PR」

【添削前】
私の強みは何事も途中で諦めず最後までやり抜く粘り強さです。
中学・高校時代は卓球部に所属していましたが、どんなに点差がついても試合を投げ出さず、
全力で戦うことが信条でした。
その結果、県大会では逆転勝利を収めたこともあります。
もし貴社に採用していただけた際は、 この粘り強さを武器に、
与えられた仕事を最後まで必ずやり遂げます。 
【添削後】
私の強みは何事も途中で諦めず最後までやり抜く粘り強さです。
中学・高校時代は卓球部に所属し、どんなに点差がついても
試合を投げ出さないことを信条とし、県大会では逆転勝利を収めたこともあります。
大学では、この経験を土台に勉強に打ち込みました。
苦手と感じる教科ほど、より多くの時間を注ぎ取り組むことを自分に課し、
例えばレポートでは、下調べを充実させるために図書館にこもり、
納得できるまで何度も修正し、完成させました。
仕事においても、この姿勢で取り組むことを誓います。

やや古い話題は現在の話題へのつなぎに

中学・高校時代の話題は、そのままだと「大学では何もなかったの?」と読まれてしまうことがあるので注意。入れるなら大学時代の話につなげる”土台”として使うのがベストです。

 

CHECK POINT 2
「志望動機」

【添削前】
近年、日常生活でスマートフォンを利用することは当たり前になってい ます。
そんなIT業界の第一線でご活躍されている貴社の一員として、
社会に貢献したいと考え、志望いたしました。
【添削後】
スマートフォンの活用を通して、社会に貢献したいと考えています。
説明会を通して、貴社の業務支援パッケージが、
多くの会社に導入されていることを知りました。
加えて、IoTやAIに対して積極的に取り組まれていることを、
OBOG訪問を通して知ることができました。
特に第一志望の決め手となったのは、売上に占める利益率の高さです。
これは、貴社のプロジェクト管理能力の高さが表れた結果と感じております。

使い回しができる内容は避けて

「第一線で活躍しているから」という志望理由は、どこの企業向けにも書けること。会社説明会や業界研究などで得た知識を盛り込んで、その企業ならではのポイントに言及しましょう。 業界研究が充分に進んでいれば、同業他社との比較をしやすいはず。そのうえで決め手となった事柄を具体的に挙げ、そこへ自分なりの考察も加えるとベター。

 

スマホサイトの企画・開発を行うWEB業界。ベンチャー企業が多いため、尊敬できる先輩・上司を見つけるのが長続きのカギ。
今回の添削をぜひESづくりの参考にしてみよう!

 

【監修】
ジョブ・アナリスト 岡 茂信さん
東証一部企業で採用と教育を担当後、ジョブ・アナリストとして独立。
就職・採用活動に関する執筆や講演などを行なう。
著書に『内定獲得のメソッド エントリーシート・自己分析・インターンシップ(共著)』ほか。