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東松山の「やきとり」がひと味違う!
夏も終わりましたが、 まだビールが美味しい季節ですね!
僕にとってのビールに合う最強の肴は「やきとり」です。
まず「やきとり」を食べる所を想像してみて下さい。「やきとり」って店に入る前から既に始まっているもんですよね。
ジャステイス!
花輪和一さんのエッセイ『刑務所の中』風に言うなら「やきとり」が目の前に来た時点で「ビューだよビューだよ!」と叫ばずにはいられません。
やはり「やきとり」は紛うことなき正義ですね 。
そうそう、ここまでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが「焼き鳥」ではなく「やきとり」と表記しているのは、決して僕が漢字検定3級も取れない様な人間だからではありません。「焼き鳥」ではなく「やきとり」で正解なんです。

というのも理由があって、実は僕の地元埼玉県の東松山市では、「豚のかしら肉」(豚の頭部の肉でほほのあたりの肉の事)を串に刺し炭火で焼いたものに、ピリ辛の味噌だれをたっぷり塗って食べる、これが「やきとり」なんです。
そして鶏肉を串に刺して焼いたものは「焼き鳥」なんです。
鶏肉のものと区別する為にひらがな表記になっているらしいです(諸説あり)。
豚肉でもやきとり。「やきとん」でも「焼き鳥」でもなく「やきとり」。
何でと言われても小さい頃から「やきとり」と呼ぶ環境で育ったのでそれが普通なんです。市内のやきとり屋はどこもひらがな表記になってます。
