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林先生だけじゃない! いつかTVで見たい個性派予備校講師

予備校は生き残れるか③

●ビジュアル系の講師には実力がある。

 さて、予備校の講師としてイメージするのは、「ビジュアルが面白い人」という人も多いかもしれない。かつての「金ピカ先生」のように、目を引くようなスタイルで受験生の注目を集めていた講師のことだ。

 しかしそういった講師は、いまはほとんどいない。いたとしても、ビジュアル系を何十年もやり続けているという人ばかりだ。もちろん、講義の実力はピカイチだ。逆に、講義の実力がない人が見た目で受験生を引きつけようとしても、難しいということだろう。ビジュアル系講師の代表格としては、河合塾のしぎょういつみ(英語)、駿台予備学校の須藤良(世界史)が挙げられる。もちろん、受験指導に長けたベテランである。

 林修だけじゃない。個性あふれる講師は、予備校には多くいる。実力と個性を兼ね備えた講師たちが、受験生の学力を支えているのだ。そして彼ら彼女らが、予備校を生き残らせている。

第一回:東進vsスマホ予備校。新潮流・「映像授業」の勝者は?】​
第二回:代ゼミ脱落で「二大予備校」時代に。最終決戦を制するのは?

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小林 拓矢

こばやし たくや

1979年山梨県甲府市生まれ。早稲田大学卒。フリーライター。単著『早大を出た僕が入った3つの企業は、すべてブラックでした』(講談社)、共著に首都圏鉄道路線研究会『沿線格差』『駅格差』(ともにSB新書)など。


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