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息子がイェール+東大W合格! その母が「自分も勉強」した理由

グローバル時代に通用する「究極の育て方」⑤

長男を東大とイェール、次男を難関国立大学医学部、わが子をそうそうたる名門校に送り込んだ母・小成富貴子さん。「勉強しなさい、と言ったことがない」という小成さん独特の教育法とは? 初の著書『究極の育て方』より、お母さんが背中で示すことの重要性を紹介します。

なぜ? 息子がイェール+東大W合格の母「『勉強しなさい』はNGワード」

過去問もみんなで解いてみる

 高校受験・大学受験の過去問は、親子三人で解いていました。
 まず、過去問を3部コピーします。そしてタイマーを用意し、主人と私と子どもとで「いっせーのせ」でスタートします。

 次男の高校受験のときは、毎回英語は私が一番、数学は主人が一番、国語は次男が一番という結果になりました。

 得意分野がみんな違っていたのがよかったようです。私は数学があまり得意ではなかったので、「どうやって解いたの?」と主人に教えてもらいました。母親の私がどんどん質問するので、反抗期の次男も主人に素直に教えてもらっていました。

 国語の先生はもちろん一番得意な次男です。私が「どうしてこの問題はこれじゃだめなの?」と聞くと、わかりやすくその理由を教えてくれました。

 このようにそれぞれが得意科目の先生になり、教え合うことで、過去問を効率的に解き、知識を定着させることができました。

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小成 富貴子

こなり ふきこ

上智大学卒業。在学時スペインに1年間留学。クリニック経営やスペイン文化発信など複数の仕事を掛け持つ「働く母」。長男をイェール+東大という日米の最難関大学、次男を難関国立大学医学部に送り込む。他長男は、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、高校3年生時に参加した模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞するなど国際大会でも活躍。その2人の息子を育てた独特の教育法は「AERA」「バイキング」でも紹介され話題に。「どこに出しても恥ずかしくない子どもを育てる」「わが子を真の国際人に」という信念のもと、教育の専門家ではない著者がオリジナルな視点で考え、子育てに実践してきた。


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