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イェール、東大、国立医学部! 超名門校の合格を勝ちとった家庭のすごい「家族旅行」

受験もその先も。一生使える力になる、「究極の育て方」⑪

「生きた」地理の学習にも

 全国都道府県行脚は「生きた」地理学習の場でもありました。

 四国では天然記念物である「大歩危小歩危」(おおぼけこぼけ)を訪ねました。ここは吉野川の激流に削られた断崖のある渓谷です。舟で川を下るとかつて地層が隆起した様子がはっきりとわかり、長い長い地球の歴史にも思いを馳せてくれたのではないかと思います。

 九州に行ったときも、宮崎県の青島海岸で「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状岩を見学。鹿児島県の大隅半島では、火山灰でつくられたシラス台地でさつまいもの栽培が盛んなことなどがわかり、大自然を感じる旅となりました。

 鹿児島県の吹上浜には海ガメの産卵の様子を見に行きましたが、思いがけず波打ち際に天然の軽石がゴロゴロ転がっているので、それを拾ってお土産にしたことも印象に残る思い出。

 熊本県では日本三大急流の一つである球磨川(くまがわ)に行き、川下りを楽しみました。かつて山形でもやはり日本三大急流の一つである最上川を訪れ「せっかくなので他の二つの急流にも行こう!」という話になったからです。

 家の壁には日本地図を貼っていましたから、次はどこにしようかと、その地図を見ながらよく話をしたものです。

『究極の育て方』より構成)

 

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小成 富貴子

こなり ふきこ

上智大学卒業。在学時スペインに1年間留学。クリニック経営やスペイン文化発信など複数の仕事を掛け持つ「働く母」。長男をイェール+東大という日米の最難関大学、次男を難関国立大学医学部に送り込む。他長男は、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、高校3年生時に参加した模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞するなど国際大会でも活躍。その2人の息子を育てた独特の教育法は「AERA」「バイキング」でも紹介され話題に。「どこに出しても恥ずかしくない子どもを育てる」「わが子を真の国際人に」という信念のもと、教育の専門家ではない著者がオリジナルな視点で考え、子育てに実践してきた。


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  • 小成 富貴子
  • 2017.03.18