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脱水も危ないけど“水分過剰”にも要注意! 正しい水分補給の方法とは?

2時間ごとコップ1杯の水でカラダがよみがえる

水は生きるための必須要素。種類や量、タイミングなど、“飲み方”をほんの少し工夫するだけで、より健康になれる。

適切な水分補給がヘルシーライフの鍵

 人間は毎日「水」を飲む。多くの人がごく自然に、行っているが、実は水を飲むことは病気を未然に防ぎ、健康を保つための重大な行為なのだ。水と健康の関係に注目し、医学的根拠に基づいた“正しい水の飲み方”を提唱するマブチメディカルクリニック院長の馬渕知子さんは、その理由をこう語る。
 「人間の体は約70%が水分。その水分は生存のために日々、多様な形で働き、機能しています。常に正しく水分を摂ることは健康の基本なのです」。

 まず意識すべきは“量”。とくに水分が不足する脱水は要注意だという。
 「人間の体はわずか2%の水分が減るだけで正常な働きを失い、さまざま不調が現れます。とくに高齢者は渇きを感知しにくく、脱水の傾向が顕著です。こまめに水分補給をして、適切な状態をキープするよう心がけましょう」。

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馬渕 知子

まぶち ともこ

マブチメディカルクリニック院長

神奈川県生まれ。東京医科大学医学部卒業後、同大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。その後、マブチメディカルクリニックを開院。著書に『からだを救う水の飲み方、選び方』(講談社)など多数。

 


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