美しい立ち姿は一瞬で好印象を与えます。ほんの少し意識するだけで劇的に見違えるポイントを、人をより魅力的に見せる身体のディレクション(=ポージング)のプロ・MIKIKOさんに聞きました。

片膝を内側に曲げるだけで立ち姿が美しくなる

写真を拡大 撮影/杉田裕一 [POLYVALENT]

 座っているときに膝を閉めることを意識されている方は多いと思いますが、立っているときにも意識をしてみましょう。片脚の膝をちょっとだけ内側に向けると立ち姿がキレイに見えます。
 このとき、力を入れるのは腹筋です。お腹を引き上げて、片脚をちょっと内股にして引き上げる。右脚でも左脚でも、楽だと思うほうで大丈夫です。ほんの少しの意識で、全く違って見えます。

――写真を撮るときに、キレイに見えるポージングはありますか。

 写真を撮るときには、上半身に少し角度をつけるのがコツです。カメラに向かって身体を真正面にすると、隙があるように見えてしまうけど、片方の肩を少し後ろに下げると、すごく綺麗に見えますよ。身体の角度は正面に対して45度くらいのでしょうか。つけすぎてもバランスがよくないので、少しだけ。
 顎は、人によって似合う角度や方向があるので、鏡を見ながら自分のベストな見え方を探してみましょう。
 意識するのは、言ってみれば「身体の行き場がないところをなくす」ことでしょうか。鏡を見て不自然な箇所をなくすように研究をするのがいいかもしれません。例えば、鏡を見たときに、腕がだらーんとしてかっこよくないようであれば、上半身の角度をつけてから、「肘はこの角度で曲げて手はここに置いて」というように、自然にハマる角度が見つかるはずです。
 椅子に座って撮るなら、肩を下ろして肘も楽にして、手は脚の上の自然に置ける位置に置くのがいいでしょう。脚は、やり場がなければ組んでしまってもいいかもしれません。

明日の第十八回の質問は、「Q18.振付師にはどんな能力が求められますか?」です。