水道橋博士 40代になって、子供が生まれて。でも「芸人であることはブレない」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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水道橋博士 40代になって、子供が生まれて。でも「芸人であることはブレない」

Q9.20代、30代、40代……。“芸人”水道橋博士に変化はありましたか?

明日死んでもいいと思っていた20代から、子供が生まれて…

 

 20代の頃って、「明日死んでもいい!」って思って毎日生きてたんです。今が楽しいから明日死んでもいい……そりゃあ、楽しいですよ。浅草フランス座の修業時代だって、自分が「売れる」と思ってやっていないから、もう修学旅行の延長なんです。

 若いヤツが十何人一緒に暮らしてるわけですから。仕事のプレッシャーも無いんですよ。常にウケなきゃいけないなんて思ってないですから。決して、経済的には恵まれた生活はできなかったけど、とにかく楽しかったですよ。

 充実しているっていう意味では40代でしょうね。それは子どもができたから。子どもとの相対で芸能活動をしていくというのは、倫理観の縛りも出てきますからね。ものすごく変わりましたよ。

 特に娘を持つのは、人として倫理観を凄く意識するようになりました。まあ、今でも「水道橋博士のムラっとびんびんテレビ」って下ネタに振り切った番組もやってはいるんだけど、それは娘が絶対に見ない前提でやってますから(笑)。

次のページ芸人であることはブレない。お笑い芸人の方が政治家よりもずっと崇高な職業だ!

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水道橋博士

すいどうばしはかせ

1962年岡山県生れ。ビートたけしに憧れ上京するも、進学した明治大学を4日で中退。弟子入り後、浅草フランス座での地獄の住み込み生活を経て、87年に玉袋筋太郎と漫才コンビ・浅草キッドを結成。90年のテレビ朝日『ザ・テレビ演芸』で10週連続勝ち抜き、92年テレビ東京『浅草橋ヤング洋品店』で人気を博す。幅広い見識と行動力は芸能界にとどまらず、守備範囲はスポーツ界・政界・財界にまで及ぶ。芸能人の中でいち早く始めたブログ、ツイッターなどでの情報発信も盛んに行っている。



公式ブログ「博士の悪童日記」:http://blog.livedoor.jp/s_hakase/



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