蛭子能収「普通ってわからないけど、普通の人として見て欲しい」!? |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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蛭子能収「普通ってわからないけど、普通の人として見て欲しい」!?

蛭子能収さん30日毎日連載 Q5.世間からのイメージは気にされていますか?

Q5.世間からのイメージ、どう思われているのかなど、気にされていますか?

熱湯風呂入りながら「俺、本当にこんなキャラ?」とは思ってました。

 

 多少は気にしますね。普通の人として見て欲しい。普通の一般の人で‥「普通の一般の漫画家」ってよくわからないですけどね。あまり世間とかけ離れてない方がいいです。
   普通の人代表というか、普通の人。ただバラエティなんかだと、俺の性格を読んでくれた台本になってるから、台本通りに動きますね。

 最初の頃は「えっ、これ俺がやるの?」っていうのはありましたね。熱湯風呂入れられたりとか(笑)。松村(邦洋)さんたちと入りながら「俺、ほんとにこういうキャラなのかな?」と考えたことはあります。でもまあ、これで出演料もらえるからいっか、って。

    いままで仕事断ったことは‥あまりないと思うんですけどね。ヘリコプターからパラシュートで降りるとか、そういうのは命がけなものは断ってくれって言ってます。あとバンジージャンプとか。熱湯風呂くらいなら‥まだやるかもしれない。

    俳優の仕事もちょろっとやらせてもらってますけど、これもぜんぜん違うってのはないですね。‥あ、でもドラマ『美女と男子』で「ヘビースモーカーのプロデューサー」って役が来た時は大変でしたね。
    普段ぜんぜんタバコ吸わないんで、いつもゴホゴホしながら吸ってました。

 基本的にはテレビの仕事なんかで台本があったら台本の通りに動きます。台本がなかったら自分の素の蛭子でいきます。
   ただまあ、家族が怒りそうなことは言わないかな。うん、世間のイメージは考えないですけど、家族がどう見てるか、は考えますね(笑)。

明日の第六回の質問は『どんな仕事も断らない理由とは?』です。

 

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蛭子 能収

えびす よしかず

1947年10月21日生まれ。長崎県出身。漫画家、俳優、タレント。



長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。



主な著作に『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語』(角川新書)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)『ヘタウマな愛』(新潮文庫)などがある。



主演映画『任侠野郎』は2016年6月4日より全国順次公開。“4月よりニュース番『AbemaPrime』木曜レギュラーとしてスポーツコーナーを担当。


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