■お腹を温めて脂肪を燃焼しやすい身体に!

 さて今回は前回に引き続き、脂肪分解能力NO.1の成長ホルモンをがっつり出していく、2つ目の筋トレの紹介です。

 今回は『ドローイング』です。意識の高い方はこの名前をご存知かもしれません。でも前回同様、女子のための、とりわけ「若々しく美しくある女子のための」女性機能UPドローイングです。

 今回紹介する筋トレと同じではないのですが、内容がそっくりな筋トレをNHKの健康番組が取り上げているのを数年前に見ました。番組ではこの筋トレをやる前と後の、骨盤周辺の体温をサーモグラフィーで検証していたのですが、やる前の被験者の骨盤周辺は見事に真っ青で冷え冷え。ところがこの筋トレをやった後、しかも1時間後でも、オレンジ色や黄色でホカホカだったのです。私も骨盤周辺の体温が上がることは想像できましたが、まさかその温かさが1時間後も継続していることには本当に驚きました。

 お腹やお尻を触ると冷たい、と相談されることが非常に多いです。これを読んで下さっている方も、高い確率で冷たさを感じていると思います。冷えたお腹やお尻は、それだけ脂肪がつきやすく燃えにくい状態です。かつ私たち女子に最も重要な子宮や卵巣を冷やし、女性機能を確実に落としています。生理痛のほとんどの原因も骨盤周辺の冷えです。いつまでも若々しく美しくあろうと願うならば、「子宮、卵巣、骨盤は温かく柔らかく」が必須条件です。それを叶え、かつ体脂肪を6時間も分解し続ける、そんなエクササイズの紹介です。しかもこのドローイングは立っていても座っていてもできるので本当にオススメです。

やり方のコツです。

①リラックスして背筋を伸ばし、骨盤の真上に頭が乗っている姿勢で

②息を吸って、吐きながらお腹を力一杯へこませる

③プルプルするくらいへこませて10秒キープ

④息を吸って、吐きながら2回目へ

 

難しくないですよね?まずは10回を目指しましょう。

次に、より効果を上げるためのコツです。

①お腹をへこませるのと同時に、膣(または骨盤底筋)もギュッと締めて垂直に引き上げる

②お腹をへこませる時は、ウエストも自分史上「最細」にする

③(目標は)10回を1セットとし、間に30秒以内の休憩を挟んで3セットやる

 前回紹介した骨盤スクワットは例えば月水金、今回のドローイングは火木土というように、日替わりでやってください。また食後の血糖値が高い時は成長ホルモンの分泌がされにくいので気をつけてください。オススメは朝食前や、会社に到着し仕事を始める前です。いつもと同じ通勤や仕事でも、成長ホルモンの働きにより明らかに多くの体脂肪を消費することができます。ぜひお試しください。

 今回も筋トレを紹介したので、「今日からできる小さくても確実なこと」はお休みします。第34回コラムで紹介している「骨盤リセット」「肩甲骨リセット」は継続していますか? できなかった日があったとしても、1ヶ月以上意識的に取り組むことができていれば、かなり骨盤や肩甲骨は柔らかくなってきているはずです。生理痛薬を飲まなくなったり、肩こりが解消したり、冷えを感じなくなったり、お通じが良くなったり、早い人ではウエストがサイズダウンしているかもしれません。ぜひ毎日の生活の中に、これらの小さなことを溶け込ませてください。そのお手軽さに反して、得られる効果は絶大です。そして柔らかい骨盤と肩甲骨は女子には超重要事項であることを、どうぞ忘れないでください。

 ともあれ、若いうちは貯金があり、寝なくても無理をしてもツヤツヤのお肌や元気は満ちていました。でも40も過ぎればそんな貯金はとうに使い果たし、私たちの日々はもはや自転車操業。毎日の小さな努力で負債を作らないこと、それがいつまでも若々しく美しく、色艶ある女子をやり続けるには必要です。何もせずに素敵ないつかは来ないし、毎日が夢を叶える時間です。とっとと素敵な自分をやリましょう。そして今日も「若々しく美しく」。