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体のコリや痛みに「栄養補給」が欠かせない3つの理由

不調の陰には栄養不足が潜んでいる?コリと痛みを食べて治す③

しつこい肩コリ、腰痛など、体のコリや痛みは、過剰な運動やストレスによって起こるものもあるが、実は食生活が原因となることも多い。不調の陰に潜んでいるのは骨や筋肉を作る栄養の不足。将来、寝たきりにならないためにも、食生活を見直そう!「一個人」3月号より。

 

必要な栄養素を取り続けて細胞レベルから体を変えよう!

 適切な栄養摂取やサプリメントを用いて細胞の働きを向上させていくオーソモレキュラー療法を実践すれば「個人差はありますが、栄養摂取で細胞レベルから体が変わり、こらない、痛まない、加齢に負けない、サビない体が作れる」と大柳さんは語る。

 そのためにも、現代人の食生活に最も必要な栄養素はたんぱく質だという。

「たんぱく質というと、動物性は良くない、植物性はヘルシーといわれることもありますが、それは間違いです。たんぱく質は、肉も大豆も全てアミノ酸という最終分子に分解してはじめて吸収されます。

 肉や魚介など動物性食品の特徴は、コリや痛みだけでなく生活習慣病やアンチエイジングにも欠かせない抗酸化や免疫に関わる栄養素、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンDといった脂溶性のビタミンも併せて含むことです。吸収率の良いヘム鉄も動物性食品に含まれます。

 一方、大豆製品の特徴は、スムーズな筋肉の動きに欠かせないマグネシウムなどのミネラルが豊富なことです。緑黄色野菜や海藻などの食物繊維を添えることで余分な塩分を排泄するカリウム、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCなど、結果的に健康維持に欠かせない栄養素がくまなく摂取できるのです」

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