「男なら社長の椅子を狙え」日本マクドナルド創業者の藤田田氏はそう言った。2019年の読者が参考とすべき、社長となり、生き残るための資質とは。あなたは「イレブン」の数え方を語れるか。著作『ビジネス脳のつくりかた』より。

■生存競争に勝ち残る土台づくりとは?「健康」と「友人」

 

 社長の資格の第一番目は、なんといっても「健康」である。社長になるには、生存競争に勝ち残らなければならない。そのためには、夜も昼も働かなければならない。つまり、健康であることがもっとも重要になってくる。

 健康であるには、平素からの健康管理が大切である。自分の意志で摂生し、自分の体をコントロールしていかなければならない。とにかく人の何倍も働き、丈夫で長もちしようと思えば、健康が人一倍必要である。

 二番目に必要なのは「友人」だ。就職する際に、かならず学歴が問題にされる。なぜ、学歴、学歴と学歴が問題にされるか、というと、学校にいった人には友だちが多いからである。いい大学ほどいい友だちに恵まれる可能性が高い。つまり、学歴というのは、いい友だちをもつということにつながるのである。

 しかし、学歴はなくとも、努力をすれば友人はつくることができる。学歴でできる友人には、その人がいままで歩んできた、いわば縦の線でできる友だちである。では、それしか友だちをつくる方法がないかというと、横の線でつくる方法がある。いまはやりのカルチャーセンターなどにいって、友だちを見つける方法だっていい。人生の友だちはいっぱいつくれるはずである。

 この場合も、カルチャーセンターに通うという最低の努力はしなければならないが……。

「人生はいい弁護士と医者がいればいい」といわれているが、アドバイスをしてくれるいい友だちは、社長になろうとすれば、絶対に必要である。それも、自分とはちがった世界の人がいい。発想が全部ちがうからである。

 いい友だちは、いいアドバイザーでもあり、ときには、いい情報源にもなるものである。

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