科学雑誌でも否定。コラーゲンって食べても塗っても効果は薄いんです! |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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科学雑誌でも否定。コラーゲンって食べても塗っても効果は薄いんです!

「女子40歳からの、身体美人化計画」第1回

■ほんとうに目を向けるべきは「成長ホルモン」

 そしてその新陳代謝は誰がしてくれているのか? コラーゲンだけでなく、美肌組織であるヒアルロン酸やエラスチンの元となる線維芽細胞を作ってくれるのは誰なのか? それが「成長ホルモン」なのです。

「成長ホルモン」は成長期の子供にだけ必要なホルモンだと思っている方も多く、また、生涯で分泌できる総量は決まっているのでは?そんなに出して大丈夫なの?と思われるかもしれません。しかし加齢によりその分泌量は減るものの大人にも非常に重要なホルモンで、心がけ次第で何歳になっても分泌量を増やし威力を発揮させられます。

 成長ホルモンは私たち女子のコラーゲン問題だけではなく、おばあちゃんになっても強力に健康と若さをバックアップし続け、病気と老化を遠ざける予防医学とも言えるすごいホルモンなのです。だからこれが欲しい。たくさん欲しいのです。

 先の科学雑誌にも、食品会社や化粧品会社の努力により、吸収力や浸透性の高いコラーゲン商品は多くなったと前置きしつつも「直接お肌のハリになるわけではない」「化粧品にいたっては効果があるとすれば保湿効果であるなどと否定的なことが書かれています。

 とはいえ口から入った栄養素は、まず優先順位として生命維持と健康のために使われるわけですから、お肌のハリになれ!と念じながら食べたコラーゲンが、膝の軟骨に使われている可能性だってあるのです。

 コラーゲンに限らず、高性能のサプリや美容液、その他のものを使うのも良いと思いますし、できれば私もそのハイテクな恩恵に預かりたいです。だけれどそれらの恩恵も、ちゃんとそれに反応と機能ができる体があってはじめて、最大限に享受することができるというもの。

 まずはその反応と機能ができる体、自力で健やかに美しくなれる体、という土台を立て直しませんか? 私たちが持つそれら本来の底力を忘れちゃいけませんよ。土台から健やかで美しい人になりましょうよ。そのためにこれから私と一緒に、本質的なことを考えたり実践して頂けるととても嬉しいです。

 今後、成長ホルモンが出やすくなる体質改善方法や、実際に意図的に出す方法、美容やダイエットに深く関わる成長ホルモンの素晴らしい働きや活用方法、または解剖学や中国医学的な観点からの美容と健康についてなども追い追い掲載していく予定ですので、楽しみにして頂けたらなと思います。

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三雅(mika)

パーソナルトレーナー。10代から結膜炎、鼻炎、喘息、アトピーなどのアレルギー疾患に苦しみ、27歳の時に草津温泉にこもり湯治生活をする。自分自身を蘇らせることに全身全霊をかけ、やがてほとんど薬を使うことなく全てのアレルギー症状を克服。その後、中国政府認可の国際中医薬膳師やピラティスインストラクターなどの資格を取り、現在は通うのは月1回で良いオリジナルメソッドのトレーニング指導を行っている。



http://gracehouse-mika.com/



写真:花井智子


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